【弱電日記#6】社内で自習をしました

弱電日記

今日は社内で自習の時間があり、
防火扉の配線受信機の仕組み の2つについて勉強しました。

現場に出ると必ず関わる部分なので、
新人さん向けにわかりやすくまとめておきます。


■ ① 防火扉の仕組みと配線について

● 防火扉とは?

防火扉は、火災が起きたときに 煙を検知して自動で閉まり、火の広がりを防ぐ設備 です。

この防火扉には、

  • 3種の煙感知器(専用感知器)

が使われます。

◎ なぜ3種感知器なの?

煙感知器には 1種・2種・3種 がありますが、

  • 数字が大きい → 感度が低い
  • 誤発報しにくい

という特徴があります。

防火扉は誤作動したら危険なので、
あえて感度の弱い3種感知器が使われています。


● 配線の基本構造

防火扉まわりの配線は大きく分けてこの3つで構成されます。

受信機 ー 防火扉(制御盤)ー 3種煙感知器

ただし現場によっては、

  • 感知器が直接受信機につながっている場合
  • 途中に発信機(押しボタン)が挟まる場合

もあります。


● 配線で覚えるべき5つの線

新人のうちはまず この5つを確実に覚えること が最重要です👇

記号意味
D+(プラス)
DC-(マイナス)
DA応答線
L感知器の+
C感知器の-

※ L/C は DL・DLC と書かれているタイプもあります。


● 電圧がどう流れているのか?

  • DC と DA … 常時24Vが流れている
  • D と DC … 防火扉が動くときに24Vが流れる
  • L と C … 感知器の監視電圧として常時24Vが流れる

ここを理解しておくと、
「どこが断線した?」「どこが誤作動?」
というトラブル対応が一気に楽になります。


● 大事なポイント

防火扉用の3種感知器は 他の感知器とは別回路 にしないといけません。

理由:

  • 受信機が壊れても単独で扉が閉まる必要がある
  • 防火扉は“個別制御”が法令で決まっている

だから普通のR型やP型感知器の回路とは“絶対に分ける”のが基本です。


■ ② 受信機の仕組みを理解する(初心者必見)

● 受信機は何を見て判断している?

受信機が状態を判断しているのは 電流の大きさ です。

  • 電流がゼロ → 断線
  • 電流が増える → 発報
  • 正常時 → ある一定の電流が流れている

というイメージ。

つまり受信機は
「電流の大きさを監視して、状態を判定している」
ということです。


● 正常時の電流はいくら?

終端抵抗が 10kΩ の場合、
正常時の電流は 2.4mA

理由はオームの法則。

I = V ÷ R
   = 24 ÷ (10×10³)
   = 0.0024 A = 2.4mA

この数値は現場でも超よく出てくるので、
新人のうちに覚えておくとめちゃくちゃ楽です。


■ 今日の学び(新人目線まとめ)

  • 防火扉には3種感知器を使う
  • 感度が弱い=誤発報しにくい
  • 配線記号は D / DC / DA / L / C をまず覚える
  • 防火扉の回路は他の感知器と“絶対に分ける”
  • 受信機は「電流(mA)」で状態を判断している
  • 正常時の電流は 2.4mA(10kΩ使用時)

今日は自習でしたが、
現場に出る前にこういう基礎を理解しておくと
トラブル時に焦らず対応できると感じました。

次は実際の配線を触って理解を深めたいと思います。

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