今日は社内で自習の時間があり、
防火扉の配線 と 受信機の仕組み の2つについて勉強しました。
現場に出ると必ず関わる部分なので、
新人さん向けにわかりやすくまとめておきます。
■ ① 防火扉の仕組みと配線について
● 防火扉とは?
防火扉は、火災が起きたときに 煙を検知して自動で閉まり、火の広がりを防ぐ設備 です。
この防火扉には、
- 3種の煙感知器(専用感知器)
が使われます。
◎ なぜ3種感知器なの?
煙感知器には 1種・2種・3種 がありますが、
- 数字が大きい → 感度が低い
- 誤発報しにくい
という特徴があります。
防火扉は誤作動したら危険なので、
あえて感度の弱い3種感知器が使われています。
● 配線の基本構造
防火扉まわりの配線は大きく分けてこの3つで構成されます。
受信機 ー 防火扉(制御盤)ー 3種煙感知器
ただし現場によっては、
- 感知器が直接受信機につながっている場合
- 途中に発信機(押しボタン)が挟まる場合
もあります。
● 配線で覚えるべき5つの線
新人のうちはまず この5つを確実に覚えること が最重要です👇
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| D | +(プラス) |
| DC | -(マイナス) |
| DA | 応答線 |
| L | 感知器の+ |
| C | 感知器の- |
※ L/C は DL・DLC と書かれているタイプもあります。
● 電圧がどう流れているのか?
- DC と DA … 常時24Vが流れている
- D と DC … 防火扉が動くときに24Vが流れる
- L と C … 感知器の監視電圧として常時24Vが流れる
ここを理解しておくと、
「どこが断線した?」「どこが誤作動?」
というトラブル対応が一気に楽になります。
● 大事なポイント
防火扉用の3種感知器は 他の感知器とは別回路 にしないといけません。
理由:
- 受信機が壊れても単独で扉が閉まる必要がある
- 防火扉は“個別制御”が法令で決まっている
だから普通のR型やP型感知器の回路とは“絶対に分ける”のが基本です。
■ ② 受信機の仕組みを理解する(初心者必見)
● 受信機は何を見て判断している?
受信機が状態を判断しているのは 電流の大きさ です。
- 電流がゼロ → 断線
- 電流が増える → 発報
- 正常時 → ある一定の電流が流れている
というイメージ。
つまり受信機は
「電流の大きさを監視して、状態を判定している」
ということです。
● 正常時の電流はいくら?
終端抵抗が 10kΩ の場合、
正常時の電流は 2.4mA。
理由はオームの法則。
I = V ÷ R
= 24 ÷ (10×10³)
= 0.0024 A = 2.4mA
この数値は現場でも超よく出てくるので、
新人のうちに覚えておくとめちゃくちゃ楽です。
■ 今日の学び(新人目線まとめ)
- 防火扉には3種感知器を使う
- 感度が弱い=誤発報しにくい
- 配線記号は D / DC / DA / L / C をまず覚える
- 防火扉の回路は他の感知器と“絶対に分ける”
- 受信機は「電流(mA)」で状態を判断している
- 正常時の電流は 2.4mA(10kΩ使用時)
今日は自習でしたが、
現場に出る前にこういう基礎を理解しておくと
トラブル時に焦らず対応できると感じました。
次は実際の配線を触って理解を深めたいと思います。

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